確定拠出年金が導入されたわけ

なぜ日本に401Kのような確定拠出年金が導入されたのでしょうか。それは国・企業・個人それぞれにメリットがあるから導入されたといえます。
あるいはそれぞれの都合があって導入された、という言い方も出来るでしょうか、少なくとも導入された理由は一側面だけで説明できるものではありません。こちらでは確定拠出年金を導入した理由について、国・企業・個人の事情について説明していきます。

 

・国の事情
はっきり言いますと、少子高齢社会において年金制度を維持していくのは困難なことなのです。
何しろ、高齢者がどんどん多くなってくるのですから、従来のような年金制度を維持していくことは難しいのです。
そこで、国としては国民一人一人がお金を運用することで自分の老後の資金を蓄える制度を導入したいのです。
そのため、自己責任型の確定拠出年金が導入されたという見方ができます。
国民一人一人が国に頼ることなく生活を維持することができれば、国としても助かるというものです。

 

・企業の事情
企業としましても、会社年金制度の維持や退職金の負担の重さなどが問題となっているのです。
そのため、社員一人一人が自分でお金を運用し、退職後に備える制度を導入したほうが会社経営や福利厚生などもやりやすくなるのです。
企業側の場合、会社年金制度を支えるのが困難なために確定拠出年金制度を導入しているといった見方もできるのです。

 

・個人の事情
上記で説明してきましたように、国や企業が年金制度を支えるのが困難な時代となってきました。
そこで、個人一人ひとりが将来に備えて準備をしなければならない時代になってしまったのです。
そのため、確定拠出年金制度でお金を運用して、少しでも老後の準備に役立てるというかたちで確定拠出年金を利用しているという側面があります。

 

以上のように、年金制度の綻びを埋め合わせる一つの方法として確定拠出年金が導入されたという見方ができます。

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